Claude Codeデスクトップアプリをインストールして、いざ使おうとした瞬間——「起動はできたけど、何から始めればいい?」と固まった経験はありませんか。
私(コーディー)は最初の3日間、ほぼデフォルトのまま使い続けていました。そのときの仕事の速度と、5つの設定を終えた後の速度を比べると、体感で2倍以上の差がありました。
今では、このブログの記事を毎朝自動で下書き投稿する仕組みまで構築できています。それを可能にしたのも、この5つの初期設定が土台にあったからです。
この記事を読むと、以下のことが分かります:
- Claude Codeデスクトップ版で最初にやるべき5つの設定とその理由
- 非エンジニアでも5分でできる具体手順(ターミナル不要)
- CLAUDE.md(クロードエムディー)とは何か、どう書けば効果が出るか
結論から言うと、「設定なし」のClaude CodeはエンジンをかけたままギアをNに入れた車です。ほんの少しの設定で、驚くほど仕事の速度が上がります。
⚠️ Windowsユーザーの方へ:Claude Codeデスクトップ版をWindowsで使うには、Git(ギット)のインストールが別途必要です。git-scm.com から無料でインストールできます。これを忘れると起動時にエラーが出るため、アプリのインストール前に済ませておきましょう。
インストールしただけでは「真の力」は出ない
Claude Codeデスクトップアプリをインストールした直後は、すべての設定がデフォルト(初期値)のままです。
「あなたが何者で、何をさせたいか」を Claude Code がまったく知らない状態で使い始めることになります。
設定なしで使い続けると起きる3つのデメリット
- 毎回同じ説明をしなければならない
「私は30代の会社員で、記事は日本語で書いてください」という説明を、起動のたびに入力する羽目になります - 作業が「確認ダイアログ」で何度も止まる
ファイルを作るたびに「許可しますか?」と聞かれ、作業のリズムが完全に崩れます - どのフォルダで作業しているか分からなくなる
フォルダ指定を毎回やり直すことになり、余計な確認作業が発生します
この3つを一気に解消するのが、これから紹介する5つの初期設定です。
最初にやるべき5つの設定
設定1|CLAUDE.mdを作って「毎回の説明ゼロ化」を実現する
CLAUDE.md(クロードエムディー)とは、Claude Codeが毎回の起動時に自動で読み込む「指示書」ファイルです。
ここに書いた内容は、毎回の会話でClaude Codeが最初から把握している状態になります。
作り方は簡単です。デスクトップアプリを起動してCodeタブを開き、作業フォルダを選択した後、入力欄に以下を入力するだけです:
/init
Enterを押すと、Claude Codeが自動でそのフォルダに CLAUDE.md ファイルを生成してくれます。
生成後、テキストエディタ(メモ帳・VS Codeなど)でファイルを開いて以下の内容を追記してください:
## 私について
- 名前:コーディー(30代社会人)
- ブログ「シン読解ブログ」を運営(読解力×Claude Codeがテーマ)
- プログラミング経験なし
## お願いしたいこと
- 常に日本語で回答する
- 専門用語は()で補足をつける
## してはいけないこと
- ファイルの削除・上書き前の確認を省略しない
- .env(機密情報を管理するファイル)にAPIキーを書き込まない
- APIキーや個人情報をコードにそのまま書かない
この設定後、私は1回の会話で平均3〜4往復分の説明を省けるようになりました。毎日使えば、週5日・1日あたり20分節約 → 1週間で約1時間40分の差が生まれます。
[画像: alt=CLAUDE.mdをテキストエディタで編集している画面イメージ]
設定2|/statusで設定状況を「見える化」する
CodeタブのAIとの会話欄に以下を入力してみてください:
/status
現在の設定状況(使用中のモデル名・読み込まれている設定ファイル)が一覧で表示されます。
「設定した気になっているだけ」を防ぐために、この確認は必須です。
私は最初の1週間、CLAUDE.mdを作ったつもりが正しいフォルダに置けておらず、まったく読み込まれていなかった失敗をしました。/status で確認する習慣が、その無駄を防ぎます。
設定3|Permissions(権限)を確認して確認ダイアログを減らす
Claude Codeが何かしようとするたびに表示されるAccept(承認)/Reject(拒否)の確認は、勝手にファイルを書き換えられないための安全装置です。ただし毎回止まるとリズムが崩れます。
権限を設定する方法は2通りあります。
方法A:コマンドで確認
Codeタブの入力欄に以下を入力すると、現在の権限一覧が表示されます:
/permissions
方法B:GUIで直接操作(コマンドが認識されない場合はこちら)
- フォルダ名の横にある 🔒バッジ(鍵マーク) をクリック → 権限設定画面が開く
- または送信ボタン横の 「⋮」(メニュー) から権限を変更する
- または 日本語で依頼:「読み込みを常に許可して」と入力すると、AIが設定ボタンを提示してくれます
よく使う読み込み操作は「常に許可」にしておくと作業がスムーズになります。
権限設定の鉄則:「読む(Read)は広く、書く(Write)は慎重に」。
ファイルを読むだけの操作は広く許可してOKですが、書き換えや削除操作は慎重に設定しましょう。
設定4|作業フォルダを「Select folder」で毎回迷わず指定する
デスクトップ版では、ターミナルを開く必要はありません。
Codeタブ上の「Select folder」ボタンをクリックするだけで、作業フォルダをGUIで選べます。
おすすめの運用方法はシンプルです:
- デスクトップや書類フォルダに用途別の作業フォルダを用意する(例:「blog」「work」「reports」)
- Claude Codeアプリを起動 → Codeタブ をクリック
- 「Select folder」ボタンで今日使うフォルダを選択する
- そのまま会話欄で指示を入力してスタート
この方法なら「どこで作業しているか分からない」問題が完全になくなります。
フォルダを選んだ瞬間に、Claude Codeの「見える範囲」がそのフォルダに確定します。
設定5|モデルを確認して「最適な頭脳」を選ぶ
Claude Codeデスクトップ版では、送信ボタンの横にあるドロップダウンからモデルをいつでも切り替えられます。
| モデル | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| Sonnet系(推奨) | 速さと精度のバランス型 | 日常業務・ブログ執筆 |
| Opus系(最上位) | 高精度・やや処理が遅い | 複雑な文書分析・要約 |
| Haiku系(軽量) | 超高速・シンプルな用途向け | 単純なタスク・コスト重視 |
まずは推奨モデル(Sonnet系)で始め、慣れてきたら意識的に使い分けましょう。
処理速度とコストの最適化が一気に進みます。
CLAUDE.mdの書き方が「読解力ゲー」の核心だ
5つの設定の中で、最も重要なのは設定1のCLAUDE.mdです。
なぜなら、ここで読解力が直接問われるからです。
CLAUDE.mdは、部下に渡す業務マニュアルだと考えてください。
| 書き方 | Claude Codeの動き | |
|---|---|---|
| ❌ 悪い例 | 「いい感じにやってください」 | 曖昧なまま進めて手戻り発生 |
| ⭕ 良い例 | 「削除前は必ず確認する。.env(機密情報ファイル)にAPIキーを書かない」 | 具体的な制約通りに動作 |
「何をすべきか」より、「何をしてはいけないか」を書く方が、圧倒的に動きが安定します。
これは部下への指示でも、Claude Codeへの指示でも同じ原則です。
読解力が高い人ほど、「禁止事項の言語化」が上手いです。
逆に言うと、CLAUDE.mdを書く作業自体が、あなたの読解力と指示力を鍛える練習になります。
なお、読解力と指示力の関係については Claude Code入門|読解力で差がつく完全ガイド【5分】 でも詳しく解説しています。あわせて読むと、今回の設定がより深く理解できます。
今日の5分でできる設定ウォークスルー
設定の手順を一気通貫でまとめます。この順番通りに進めれば5分で完了します。ターミナルは一切使いません。
- Claude Codeデスクトップアプリを起動し、Codeタブをクリックする
- 「Select folder」で作業フォルダ(例:デスクトップの「work」フォルダ)を選択する
- 会話欄に
/initと入力してEnter → CLAUDE.mdが自動生成される - テキストエディタでCLAUDE.mdを開き「自分について・お願い・禁止事項」を追記する
- Codeタブに戻り
/statusを入力し、CLAUDE.mdが読み込まれているか確認する - 権限(Permissions)を確認し、「読み込み操作」を常に許可にする。
/permissionsコマンドが認識されない場合は、フォルダ名横の🔒バッジかメニューからGUI設定、または「読み込みを常に許可して」と日本語で依頼する
5分の投資が、この先何百時間もの作業時間を短縮します。
設定は一度やれば終わり。あとはClaude Codeが毎回覚えていてくれます。
よくある質問(FAQ)
Q1. CLAUDE.mdはどこに置けばいいですか?
2箇所あります。ホームディレクトリの CLAUDE.md は全プロジェクト共通の設定、プロジェクトフォルダ内の .claude/CLAUDE.md はそのプロジェクト専用です。
まずはホームディレクトリから始めるのが最も簡単です。デスクトップ版でも同じ場所が参照されます。
Mac/Linux: ~/.claude/CLAUDE.md(チルダ=ホームフォルダ)
Windows: C:/Users/ユーザー名/.claude/CLAUDE.md(※事前にGitのインストールが必要)
Q2. 設定を間違えたらどうなりますか?
簡単に修正できます。 CLAUDE.mdはただのテキストファイルなので、メモ帳やVS Codeで開いて編集するだけです。Claude Codeに悪影響を与えることはありません。
Q3. 権限(Permissions)を広げすぎると危ないですか?
権限を広げすぎると、承認なしにファイルが変更される範囲が広がります。不安なうちは「読む(Read)系だけ許可、書く(Write)系は都度確認」のままで問題ありません。
デスクトップ版はデフォルトで「Ask permissionsモード」なので、何もしなくても全変更がAccept(承認)/Reject(拒否)の承認制になっています。勝手にファイルが書き換えられることはありません。慣れてきたら少しずつ許可範囲を広げていきましょう。
なお、/permissions コマンドが認識されない場合は、Codeタブのフォルダ名横にある🔒バッジや送信ボタン横のメニューから同じ設定ができます。「読み込みを常に許可して」と日本語でAIに依頼する方法も有効です。
Q4. ProプランがないとClaude Codeは使えませんか?
はい。Claude CodeのCodeタブはProプラン以上が必須です(2026年4月時点)。無料プランでは「Codeタブ」が表示されません。まずは claude.com/download からアプリをダウンロードし、Proプランへのアップグレードを済ませてから起動してください。
まとめ|5分の設定がClaude Codeとの関係を変える
- CLAUDE.mdを書くと毎回の自己紹介がゼロになり、Claude Codeとの会話が格段に効率化する
- /statusとPermissions設定でCodeタブを活用することで作業の中断が減り、快適な環境が整う
- 設定の書き方そのものが「読解力ゲー」であり、明確・具体的な指示ほど圧倒的な結果を出す
設定に迷ったら「部下に渡す業務マニュアルを書く」感覚で書いてみてください。
書けば書くほど、Claude Codeはあなたの仕事スタイルに馴染んでいきます。
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「CLAUDE.mdを書いてみた」「Windowsで設定につまずいた」という方はコメントで教えてください。
あなたの実体験が、次の誰かの助けになります。

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