こんにちは、コーディーです。
夜、突然ふっと電気が消える。真っ暗な部屋で分電盤を確認しても、ブレーカーは落ちていない。
そんな経験をした方に向けて書きました。

「うちの使いすぎ?それとも建物の問題?」原因が分からないと、どこに電話すればいいのかも分かりません。

そもそも、停電のときにポータブル電源って本当に役に立つんですか。

私は賃貸アパートに住んでいて、2年間で5回の停電を経験しました。そして5回目にして、ようやく根本原因が分かりました。復旧を待つだけでは、同じ停電が何度でも繰り返されます。

正直に書きますが、停電時にポータブル電源でできることは限られています。エアコンは動きません。

それでも私は、夏の停電で扇風機をポータブル電源につないだことで、汗だくの部屋をしのぐことができました。
この記事では、5回の停電で私が実際にやった手順と、繰り返す停電を止めた方法、そしてポータブル電源がどこまで使えるのかを実測値とあわせて書きます。
読み終えるころには、次に停電しても慌てず動ける状態になっているはずです。
- 賃貸アパートで2年間に5回停電した記録と原因
- 停電したとき、どこを確認して、どこに電話するかの順番
- 5回目にしてようやく分かった、繰り返す停電の根本原因
- 停電に備えるなら、どれくらいの容量が必要か
繰り返す停電の原因は配電の偏りでした。管理会社に頼んだ30分の工事で、2年間5回の停電が止まりました。
ポータブル電源が効くのは、工事では防げない台風や地震の停電のほうです。
→ 「5回目でようやく分かった、繰り返す停電の根本原因は「配電の偏り」だった」で詳しく書いています。
結論:停電でポータブル電源は「使えない」わけではない。扇風機なら稼働できた
結論から言います。
ポータブル電源は、停電時にエアコンの代わりにはなりません。
しかし、扇風機とスマホなら十分に動きます。

私が所有しているJackery 708で、扇風機(弱風)を実測したところ、液晶表示は50W、そのまま約13時間稼働しました。
夏の停電で実際に扇風機を挿して使い、復旧までをしのげています。
- ポータブル電源は、停電時にエアコンの代わりにはならない
- 扇風機とスマホなら十分に動く
- Jackery 708で扇風機(弱風)は液晶表示50W・約13時間稼働(実測)
- 夏の停電で実際に扇風機を挿して使い、復旧までをしのげた
「全部は無理。でも、一番つらい部分は助けられる」
これが5回の停電を経験した私の実感です。
2年間で5回。賃貸アパートで起きた停電の記録
| 回数 | 時期 | 使っていた家電 | 落ちた場所 | 復旧まで |
|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 2年前の10月・夜10時ごろ | 洗濯機+エアコン+食洗機+冷蔵庫 | 屋外の共用電気設備 | 約2時間 |
| 5回目 | 夏 | 同上 | 屋外の共用電気設備 | 約2時間 |
共通しているのは、落ちていたのが自宅の分電盤ではなく、屋外の共用電気設備だったという点です。
1回目:10月の夜10時、家電の同時使用で停電
脱衣室で洗濯機を回しながら、リビングでエアコンと食洗機を使った瞬間に電気が消えました。
冷蔵庫は常時動いています。
5回目:夏の停電。10分で汗ばんできた
エアコンが止まって10分後には、汗で肌がベタつき始めました。

夏の停電は、暗さより暑さがこたえます。
失敗談:充電し忘れて、スマホの明かりだけで2時間
1回目の停電のとき、私はポータブル電源を充電し忘れていました。
使えたのは、スマホのライトだけです。
当時、子どもはまだ4歳でした。

暗い部屋で不安そうにしている子どもと過ごした2時間は、実際よりずっと長く感じられました。
備えていても、充電を忘れていれば意味がありません。
この日から、ポータブル電源は常に満充電にしておくと決めました。
- Jackery 708の本体充電にかかった時間は実測で約4時間30分
アパートで停電したとき、実際にやった4ステップ
①室内のブレーカーを確認する
まず分電盤を見ました。落ちていませんでした。
ここが最初の分かれ道です。
落ちていれば自宅内が原因。落ちていなければ、建物側か地域全体の可能性が高くなります。
②契約している電力会社へ電話する
ブレーカーが落ちていなかったので、電力会社に連絡しました。
職員が到着したのは、電話から約30分後です。
③不動産管理会社へも電話する
念のため管理会社にも電話しましたが、夜間だったためつながりませんでした。
深夜の停電では、管理会社は当てにできないと考えておいた方がいいです。
だからこそ、電力会社への連絡を先に済ませる順番が大事になります。
④原因は屋外の共用電気設備のブレーカーだった
到着した職員が調べたところ、原因は屋外にある共用の電気設備のブレーカー落ちでした。
戻してもらい、無事に復旧しています。
自宅の分電盤を何度見ても解決しなかったのは、そもそも原因が家の外にあったからです。
5回目でようやく分かった、繰り返す停電の根本原因は「配電の偏り」だった
電力会社の職員に共用ブレーカーを戻してもらえば、電気は復旧します。
しかしこれは一時しのぎにすぎませんでした。
現に私は、同じことを5回繰り返しています。

原因は、配電の偏りでした。
食洗機・エアコン・洗濯機・冷蔵庫。これらを同時に使ったときに、電気の流れが片方に偏り、容量を超えて屋外の共用電気設備のブレーカーが落ちていたのです。
つまり、家電の使いすぎ「だけ」が原因ではありませんでした。電気の割り振り方そのものに偏りがあったということです。
停電した当日に工事はできない。後日あらためて依頼する
停電した夜に来てくれるのは電力会社の職員で、やってくれるのは落ちたブレーカーを戻すところまでです。
配電の偏りを直す工事は、その場ではできません。
復旧したあと、改めて別の日に専門家に来てもらう必要があります。
依頼先は不動産管理会社。工事は30分で終わった
賃貸住まいなら、自分で業者を探す必要はありません。
不動産管理会社に頼めば、専門家を派遣してくれます。
私の場合、工事は30分ほどで終わりました。
そしてその工事以降、停電は一度も起きていません。
2年間で5回繰り返した停電が、30分の工事で止まったことになります。
もし何度も停電を繰り返しているなら、復旧して安心するのではなく、後日あらためて管理会社に連絡してください。
- 配電の偏りは直せます
- 台風や地震による停電は工事では防げません
- ポータブル電源が効くのは、そちらの停電です
夏の停電で、扇風機をポータブル電源で稼働させた結果
5回目の停電では、満充電のポータブル電源が手元にありました。
扇風機のコンセントを本体に挿し、風を直接体に当てることで、復旧までの2時間をしのげました。
実測値は以下のとおりです。
| 条件 | 出力表示 | 結果 |
|---|---|---|
| 扇風機(弱風) | 液晶表示50W | 約13時間稼働 |
| 扇風機(弱)+iPhone充電の同時使用 | 62〜80W | 1時間でバッテリー残量は100%→90% |
つまり、扇風機1台とスマホだけに絞れば、一晩は持つ計算になります。
ただし、部屋全体が涼しくなるわけではありません。
扇風機はあくまで、体に風を当てて汗を蒸発させるための道具です。室温そのものは下がりません。
ポータブル電源は「暑さをなくす道具」ではなく、「動けるようになるまでの時間を稼ぐ道具」です。
- お子さんがぐったりしている、反応がおかしい、水分を自力で飲めない、吐き気やめまいがあるといったサインが出た場合は、扇風機で粘らないでください
- 涼しい場所へ移動する判断を優先してください
- Jackery708で停電対策はできるの?(Jackery 708 実機レビュー)
停電が復旧してからが意外と大変だった話
電気が戻れば終わり、ではありませんでした。
- Wi-Fiルーターのパスワードを再設定した
- 家電の時計を合わせ直した
- 録画予約が消えていた
特に面倒だったのがWi-Fiです。
パスワードはルーター本体に書かれていることが多く、暗い中で探し回ることになります。
停電が起きる前に、Wi-Fiのパスワードを控えておくと復旧後がかなり楽になります。
停電に備えるなら、ポータブル電源はどれくらいの容量が必要か
「何時間しのぎたいか」で考えると分かりやすいです。
半日しのぎたい場合。
扇風機1台とスマホの充電が中心なら、500Wh前後でも足ります。
一晩しのぎたい場合。
家族の人数が増えるほど、扇風機の台数もスマホの台数も増えます。余裕を持った容量が必要です。
そして、容量に関係なく覚えておいてほしいことがあります。
- 翌朝のスマホ充電や緊急連絡のために、20〜25%は予備として残しておく
- これが災害時の使い方です
まとめ
2年間で5回の停電を経験して分かったこと
- 停電したら、まず室内のブレーカーを確認する。落ちていなければ電力会社へ連絡する
- 夜間は不動産管理会社につながらないことがある
- 繰り返す停電は配電の偏りが原因のことがある。後日、管理会社に依頼して工事してもらい解消した
- ポータブル電源でエアコンは動かない。しかし扇風機とスマホなら動く
- 実測で扇風機(弱風)は50Wで約13時間稼働した
- 充電を忘れていれば、持っていても意味がない
- 復旧後のWi-Fi再設定まで想定しておくと慌てない
配電の偏りは工事で直せます。
しかし台風や地震による停電は防げません。
そのとき、扇風機が1台動くだけで、子どもを安心させながら復旧を待てます。
同じ2時間でも、暗い部屋でスマホの明かりだけを頼りに過ごした夜と、扇風機の風の中で待った夜は、まったく別の体験でした。

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